弁護士 横山 遼– Author –
レナトス法律事務所 代表弁護士/埼玉県弁護士会所属(登録番号 第64945号)
刑事事件と交通事故被害者の民事を中心に、ご相談者おひとりおひとりに丁寧に向き合うことを大切にしています。前職のアトム法律事務所を経て、2026年4月に独立・レナトス法律事務所を開設しました。
取扱分野:刑事弁護/交通犯罪/薬物事件/性犯罪/暴行・傷害/交通事故被害者の民事/犯罪被害者支援(拡大予定)
-
刑事事件交通事故から免許の処分までの流れ|刑事手続と並行する行政処分と埼玉県の運用
人身事故や飲酒運転で検挙されると、刑事の手続とは別に、公安委員会による免許の処分(停止・取消し)の手続が進み、免許は「仮停止」の場合を除いてその場では止まりません。前歴がなければ、処分基準では累積6点で30日の停止となり、15点以上は法令上の... -
刑事事件執行猶予中の万引き・窃盗は実刑か|裁判例66件にみる再度の執行猶予と量刑
窃盗罪の刑は、50万円以下の罰金から10年以下の拘禁刑までです(刑法235条)。万引きは235条の窃盗にあたる行為であり、独立の罪名ではありません。令和6年に万引きで検挙された20歳以上の46,589人のうち、26,671人(57.2%)には前歴がありました。その9割... -
刑事事件在宅事件はどう進むのか|逮捕されないまま捜査が終わるまでの流れ
在宅事件は、逮捕も勾留もされないまま、警察と検察の捜査が進み、処分が決まる刑事事件です。身柄を拘束された事件では、逮捕から72時間という時間制限のもとで手続が進みますが、在宅事件にはその時間制限がありません。 この記事は、警察で事情聴取(取... -
刑事事件傷害罪の量刑相場|裁判例45件と司法統計からみる実刑と執行猶予
傷害罪の刑は、50万円以下の罰金から15年以下の拘禁刑までです(刑法204条)。司法統計年報(令和6年)では、傷害の罪で懲役・禁錮の有罪となった1,877人のうち1,220人に執行猶予が付きました(65.0%。ただし傷害致死と暴行を含む)。当事務所が確認した裁... -
刑事事件特定少年(18・19歳)の不同意性交等と原則逆送|少年審判か刑事裁判か
18歳・19歳の少年による不同意性交等事件は、少年法上、家庭裁判所が原則として検察官へ送り返すと定められた事件にあたります(少年法62条2項2号)。同じ条文にはただし書があり、令和6年に不同意性交等で終局処理された特定少年60人のうち、検察官へ送致... -
刑事事件盗撮・撮影罪の量刑|罰金で終わるか実刑か、分かれ目を条文と統計で解説
盗撮の量刑は、罰金で終わる事件と、正式な裁判で拘禁刑が言い渡される事件に分かれます。性的姿態等撮影処罰法2条の法定刑は三年以下の拘禁刑又は三百万円以下の罰金で、罰金刑があるため略式手続となる可能性もあります。令和6年に地方裁判所で判決を受... -
刑事事件不同意わいせつ罪の量刑|初犯で執行猶予はつくのか、統計と判断の枠組み
不同意わいせつ罪の法定刑は、6か月以上10年以下の拘禁刑です。下限が6か月であるため、初犯では執行猶予を検討できる範囲に届きます。量刑は、法定刑の幅の中で、まず犯行そのものの事情(犯情)が刑の大枠を決め、次にそれ以外の事情(一般情状)を考慮... -
刑事事件傷害罪の示談金はいくらか|治療費・慰謝料の組み立てを弁護士が解説
傷害罪の示談金に、決まった相場表はありません。治療費や休業損害という実際にかかった損害に、怪我の程度に応じた慰謝料を加え、事案ごとに金額を組み立てます。裁判で認定された賠償額の実例はありますが、それは示談金の相場そのものではなく、示談金... -
刑事事件現行犯逮捕と誤認逮捕|その場でできることと違法逮捕の争い方を弁護士が解説
現行犯逮捕は、裁判官の令状なしに、その場で人を逮捕できる手続で、警察官だけでなく居合わせた市民にも認められています(刑事訴訟法213条)。事前の審査がない分、人違いや思い込みによる誤認が入り込む余地があります。もっとも、誤認だとしても、逮捕... -
刑事事件勾留理由開示とは|手続の流れと「意味がない」と言われる理由を弁護士が解説
勾留理由開示は、裁判官が公開の法廷で、なぜ勾留したのかを本人と弁護人の前で告げる手続です(刑事訴訟法82条から84条・憲法34条後段)。勾留されている本人だけでなく、配偶者や親、兄弟姉妹などの家族も請求できます。この手続そのもので釈放されるわ...